ハリケーン「カトリーナ」募金支援サイト

黒人音楽の「聖地」救え 女性ギタリストが募金活動

ライブでハリケーン被災地の支援を呼び掛ける田中さん(左)と真野さん=大阪市内

超大型ハリケーン「カトリーナ」の直撃を受けた米南部ルイジアナ州ニューオーリンズを支援しようと、神戸の女性ギタリストが呼び掛けた募金活動が関西のミュージシャンらの間に広がっている。黒人文化がはぐくんだ「音楽の街」を再興する目的で、募金はミュージシャンを支援する非営利団体に届けられる。(松本 創)

「ジャズの都」といわれるニューオーリンズだが、観光資源となっているジャズ以外にも、ブルースやR&B(リズムアンドブルース)などが独自の発展を遂げた米黒人音楽の「聖地」。日本にもその影響を受けたミュージシャンは多い。

関西を中心に活動するブルースギタリストの田中名鼓美(なこみ)さん(46)もその一人。ハリケーンが来襲したころ、ちょうどニューオーリンズから一時帰国していた歌手の真野裕美さん=西宮市出身=と大阪で同じステージに立っていた。現地の家族と連絡を取る真野さんから、浸水した町や避難生活を続ける被災者の苦境を聞き、「黒人音楽を愛する者として、その灯を消さぬよう少しでも力になりたい」と思った。

米国でミュージシャンの生活を支える「ミュージケアーズ財団」が被災地向け基金を作ったことを知り、今月五日からホームページで同財団への募金を呼び掛けた。仲間の音楽関係者や楽器店、ライブハウスなどから次々と賛同する声が寄せられた。

さまざまなバンドや個人のホームページから、募金サイトへつながるようになり、ライブ会場でも協力を呼び掛けたり、チャリティーライブを開いたりする動きも出始めた。

「音楽に携わる人たちが元気にならなければ、街の復興もない」と田中さん。まずは来月初旬、集まった募金を送金する予定だという。

募金の振込先口座は「三井住友銀行鈴蘭台支店 普通3786846 タナカナコミ」。ホームページはhttp://office-karasuma.com/katrina/

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上記記事は2005年09月14日付け「神戸新聞夕刊」並びに「神戸新聞WEB NEWS」に掲載されたものです。神戸新聞社のご好意により許諾を得て転載しています。

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